大人の女性の大半が毎日お世話になっているブラジャー。
下着のお店で念入りにサイズを測ってもらい、自分にぴったり合ったものを付けることにこだわっている方も少なくないでしょう。
慎重に選んだブラジャーはなかなか捨てづらいものです。また、1年を通して、毎日使うものですが、なかなか破けることはないので、古くなってきてもついつい捨てずに同じものを着用し続けてしまうことがありますよね。
しかし、見た目が悪くなってきても、もったいないからと古いブラジャーをしていてもいいものなのでしょうか。ブラジャーの替え時についてまとめてみました。
ブラジャーの替え時とは?
ブラジャーは、まだ使えると思っても、見た目が悪くなったときが替え時です。具体的には、次のような状態が買い替えのサインとして目安になります。一度、自分のブラジャーをチェックしてみましょう。
生地がしわしわになっていたり、色褪せていたりするとき。
カップがへこんで戻らなくなっているとき。
ワイヤーが変形しているとき。
アンダーやサイドのメッシュ部分が伸びたり、薄くなったりしているとき。
以上に説明したような状態のブラジャーを見つけたら買い替えることをおすすめします。
なぜなら、古いブラジャーは体に合わなくなってきているので、いろいろな問題が起きてしまうからです。
例えば、肩紐ストラップがずりおちてしまう、カップがバストから浮いてしまう、腕をあげたときにブラジャーがずりあがってしまう、腕を動かすと脇のあたりから肉がはみ出てしまう、などがあります。
ブラジャー選びも大切ですが、買い替え時に思い切って捨てることも大切なようです。
1日のうち長時間つけるものなので、快適な生活のため、ブラジャーの効果を得るため、見た目がダメになってしまったブラジャーは思い切って買い替えた方がいいですね。
ブラジャーの寿命とは?
では、どのくらい着用したらブラジャーは寿命を迎えるのでしょうか。
下着メーカーの調査によると、約100回の着用で、さきほど説明した買い替えどきのサインが出るそうです。
1つのブラジャーにつき100回で寿命を迎えるとして計算してみると、一週間に2回使ったブラジャーはだいたい1年で寿命を迎えることになります。
一週間に2回使うということは、3、4枚のブラジャーをローテーションで使っている場合になります。これより持っているブラジャーの枚数が多い人は、1年よりも長持ちするということですね。
約100回が平均的な寿命のようですが、メンテナンスの仕方次第では、ブラジャーの寿命を伸ばすことができます。ポイントは洗濯、乾燥、収納に気を使うことです。
まず、洗濯は手洗いで丁寧に優しく洗うのが一番良いようです。
とは言え、毎日着用するブラジャーを毎回手洗いするのは大変なので、洗濯機で洗うこともあると思います。
洗濯機を使うときは、立体的な洗濯ネットに入れてカップを崩さない工夫をしましょう。
ネットに入れることで、ブラジャー以外の衣類にホックをひっかけることもなくなります。
洗濯による傷みを減らすために、洗う回数を減らす人もいるようですが、清潔な状態を保った方が、実はブラジャーの生地に優しいです。ブラジャーは肌に直接当たり、締め付けもあるので蒸れやすくなっています。
洗わないことによって増えた雑菌がブラジャーの生地を傷めてしまうので、洗濯は着用するたびに行いましょう。
次に、乾燥のポイントです。ブラジャーを干すときは、基本は陰干しで、固いアンダーの部分を洗濯バサミでつまむようにしましょう。
ストラップの部分をひっかけて干していると、ブラジャーの重みで伸びてしまって、寿命を縮めることがあります。
最後は、収納時のポイントです。
衣装ケースに収納するときは、ホックをとめ、左右のカップの形を整えてから、カップの中にストラップやサイドのベルトを挟みます。複数のブラジャーを収納すると思いますが、カップの部分を折り曲げるのは厳禁です。なるべく空間的に余裕を持って、収納しましょう。
どれくらいの頻度で使用するのがいい?
さきほど説明したブラジャーの寿命を考えると、1年に一回買い替えるのがいいのではないでしょうか。
気をつけてメンテナンスをすれば、もしかしたらもう少し長く使えるかもしれませんが、新品に比べれば必ず生地は傷んでくるものです。
伸びてしまった生地、変形したワイヤーはバストを美しく見せてくれないどころか、悪い影響を与えることもあります。
寿命は100回と思って、自分の持っているブラジャーの枚数に合わせて、買い替えを行いましょう。
ちなみに、ブラジャーは半年に1回は買い替えるという人が多いようです。
まとめ
ブラジャーには寿命があって、買い替えどきになったブラジャーをずっと着用することはバストに良くないことが分かりましたか。
毎日着けるブラジャーなので、せっかくならその効果があった方がいいですよね。正しいメンテナンスをして、快適な毎日を送りましょう!
スポンサードリンク